2015年6月30日火曜日

ギャラリーエッセ・7月の開催予定

ギャラリーエッセの7月の展示会開催予定をお知らせいたします。


タイトル

展示内容

6/30(火)~7/5(日) 岩下寿男展 絵画
7/7(火)~7/12(日) 小笠原み蔵・佐合政昭 二人展 彫刻・陶芸
7/28(火)~8/2(日) 合田典史展 絵画




 
ギャラリーエッセへの入場は無料でございます。
7月も是非ギャラリーエッセへ足をお運びくださいませ。





ところ・札幌市北区北9条西3丁目9番1(札幌駅北口12番出口エルプラザより徒歩1分)








2015年6月17日水曜日

書家・山本 春光 『天空書』 ~6/21(日)まで開催中です。

空間に浮かび上がる木の書 「天空書」。

書家・山本春光さんの個展を6/16(火)~6/21(日)まで、ギャラリーエッセにて開催中でございます。

『天空書』。木の優しい色合いと文字の組み合わせ。



「天空書」とは、書いた文字を木を用いて立体的に彫り、それをガラスに貼り付けることによって完成する、文字通り『天空に描かれた書』である。

「天空書」の製作者であり、書家の「山本春光」さんに、お話を伺ってきました。



フレームの中に広がる広大な空間。是非実際に見てほしい。


Q.どうやって『天空書』を思いついたのですか?

山本春光さん「書を書いているうちに、『立体的な広がりを持つどうなるのだろう』と思ったのがきっかけです。最初は小さな作品から作りまして、1文字だったんです。それから、じゃあ2文字ならどうなるのか、フレームをつけたらどうなるのか。という風に広がっていきました。そして、今回新しく書いたのがフレームも取り去った作品です。」
初期の作品群。影が浮かび上がり、1文字以上の世界を感じる。

フレームから開放された作品群「天空書・えありあ」。文字たちが今にも飛び出しそうだ。


――製作にはどれくらいの時間がかかるのですか?

山本春光さん「2文字のものになると大体2週間くらいかかります。まずは紙に元になる文字を書くところから始めます。その後、その文字に合う木を探して、形にしていきます。彫ったり、削ったり、つややかになっているのは、ヤスリを使って磨いているからです。」

――文字から書くんですね。

山本春光さん「もちろんです。まずは元の文字がないと始まりません。この文字も、草書体だとか、いろいろな字体があるというのですが、いわば私オリジナルの『春光体』です(笑)。『笑』という字はわらっているように、『楽』という字は、これは旧字体がモチーフなのですが、楽しそうな様子になるように書いています。」

――使う木も多くの種類がありそうですね。

山本春光さん「ええ、やはりその文字をあらわすのに最適な木があります。たとえば、「挑戦」という作品は、この文字を彫るには屋久杉ではないとだめだと思いまして、屋久島から取り寄せました。屋久杉にはやはり、神の力を感じるようですから(笑)。フレームもヨーロッパ材を使っています。その文字に合わせた空間を作り上げているのです。」

屋久杉をつかった作品『挑戦』。細かに波打つ木目が、燃え上がる炎の揺らめきにも見える。


――『天空書』から皆さんに伝えたいことは何ですか?

山本春光さん「文字の持つエネルギー、自然のエネルギーを感じてもらえれば、と思います。宇宙の力が自然に、木に宿り、そのエネルギーを私が受け取って、それを皆さんに『天空書』を通して感じてもらいたいです。そうしている内に、私は宇宙からの想いをつなぐ役目を与えられているのではないか、と考えるようになってきました(笑)




――インタビューへのご対応、ありがとうございました!

『天空書』は6/21(日)まで開催中です。入場は無料ですので、近くにお立ち寄りの際は是非、ギャラリーエッセへ訪れてみてはいかがでしょうか。

ギャラリー内では、ポストカードや小物の販売もあります。

2015年6月10日水曜日

北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 合同製作展 『ちょこりたん』       ~6/14(日)まで開催中です。 

北海道教育大学岩見沢校、美術文化専攻の彫塑・立体造型研究室の合同製作展『ちょこりたん』が、ギャラリーエッセにて開催中でございます。


手作りのポストカード。


大小様々な彫塑・立体が立ち並ぶ。

写実的なものから、抽象的なものまで様々な形・モチーフの作品が並んでいます。少し現実から離れた幻想的な世界が広がります。

製作には構想から2ヶ月ほどかかるものもあるそうです。立体物ならではの空間の広がりを楽しむことができます。

中には床をキャンパスに使った作品も。

恋を表した作品。えもいわれぬ心の動きを捉えているかのよう。



『ちょこりたん』は6月14日(日)まで開催しております。

ギャラリーエッセへ、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

2015年6月5日金曜日

『季の会』  ~6月7日(日)まで開催中です。



5年前、ギャラリーエッセがオープンして間もない時。
特にこれといったギャラリーとしての企画展示のない時期に、美術評論家の紫橋さんより

「このギャラリーにピッタリの展示企画があるので、どうだろうか?」

からスタートした「季の会(ときのかい)」。

キーワードは「北海道」と「女性」。

このテーマを基に「季の会」がスタートしたと記憶しています。

その「季の会」も早5年を経て、一度この企画は幕を閉じることとなりました。

6月7日最終日、間で開催しています。是非ギャラリーエッセに足をお運びください。





なお、作品コメントは以下のファイルでご覧ください。

http://www.esse.co.jp/web/pdf/tokinokai.pdf

2015年4月24日金曜日

『増田寿志ミニチュアール展』 ~4/26(日)まで開催中です。

4月21日(火)より4月26日(日)まで、ギャラリーエッセにて『増田寿志ミニチュアール展』を開催しております。

ふくろうの看板が目印です。
 
その展示会につきまして、増田寿志さんにインタビューして参りました。
自然画家の増田寿志さん。
 
・今回の展示会のテーマは?
 
増田さん「北海道の野生動物・野鳥などを中心に描きました。」
 
ギャラリー内には数々の作品が。全て購入できます。
 
 
・とても写実的な絵が印象的ですが、どのような描き方をしていますか?
 
増田さん「基本的には鉛筆で描いています。それにペンや、アクリル絵の具なども使います。このようにさまざまな画材を使う、『ミクストメディア』という技法を用いています。」

・黒一色なのにとても立体的に見えますね
 
増田さん「そうですね、絵は黒一色で描いています。色がついているよりもトーンの濃淡が際立ちますので、余計に立体に見えますね。」
 
ギャラリーに飾られている絵の一部。生き生きとした生命力を感じます
 
・描かれている動物は実際に見に行っているのですか?
 
増田さん「もちろん実際に見に行っています。むしろ描くのよりも出掛けるほうがメインで(笑い)。仕事が行き詰っているときはなかなか行くことができませんが、時間が空いていたらそれはもう・・・(笑い)。山はもちろん、川でも湖でも、どこでもいきますね。」
 
 
 
・最後になりますが、今回の展示の見所は何ですか?
 
増田さん「そうですね、ちょっと難しいですけど・・・(笑い)。自然の中にいる鳥であるとか、動物たちというのは、我々からすると遠く感じるんですよね。でも、遠くにいるようで実際は近くにいるんだよ、ということが伝わればいいなと。身近な自然を感じながらご覧になっていただければと思いますね。」
 
・増田さん、インタビューにご対応いただき本当にありがとうございました!
 
ギャラリー内ではポストカードも販売しています。
 
増田さんは図鑑の挿絵なども描かれていますので、小さなお子様も楽しんでご覧になることができます。
 
ギャラリーの入場は無料ですので、北海道大学方面にお出かけの際はぜひギャラリーエッセへお越しください。
 



ギャラリーエッセのブログです。開催内容をご紹介していきます。

札幌駅北口近く、自然光が入る貸ギャラリー【Gallery Esse】です。

このブログでは、開催内容・作家さんからのメッセージをご紹介していきます。

今後の更新をお楽しみに。