9月24日(火)から9月29日(日)まで「第21回梅木陽一個展」を開催しています。
(作家メッセージ)
石門頌(建和二年・148)
この刻石は、陜西省褒城県にある石門の中の西側の岩面に刻れていたが、現在は『開
通褒斜道刻石』 と同様に、漢中博物館に移された。碑文の内容は、長い間通行できなく
なっていた褒斜道の再建を皇帝に申請し、再び完成に至らしめた、司隷校尉(監察官)
の楊孟文の功績に関したものである。すなわち、前出の『開通褒斜道刻石』の時代に開
通した道路が再び壊れ、不通になっていたのを再開したときの碑で、漢中郡の太守王升
が、この道を再び使うことについて同郷の先輩の楊孟文が骨を折って完成させた経緯を
述べたものである。(比田井南谷著中国書道史事典より)
(2尺 × 8尺) 25枚で全臨したものです。
ぜひご高覧ください。