8月7日(火)から8月19日(日)まで「いのちのかたち…かもしれない展」が開催されます。
「いのちのかたち…かもしれない」をテーマとした、5名の女性美術家による展覧会です。
彫刻家の加藤宏子氏のメッセージをご紹介します。
どことなく軽快なイメージの楮(こうぞ)作品ではあるが、制作過程における私の行為を文字に表すと、
「彫る」「削る」「はつる」「穿つ」「切る」
「分ける」「つぶす」「えぐる」「刻む」「溝を入れる」
「とる」「平す」…という動詞が並ぶ。
どちらかというと荒っぽい。
圧倒的に長い時間をこの行為に費やし、そうしてできた作品を私は彫刻と呼ぶ。
表したいイメージがかたちを成すよう、ああでもない、こうでもないといつまでももがいている。
ぜひ8月7日から開催される展示会にお立ち寄りください。