2017年1月5日木曜日

『いのちのかたち...かもしれない展』2017年1月10日より~作家メッセージ Vol.1

2017年1月10日(火)より『いのちのかたち ... かもしれない展』を開催いたします。

「生命のリズム」をテーマにした、5人の表現者による「いのちの光」を盛り込んだ作品を展示します。

本日より、作家5人からのメッセージをお伝えします。


高橋  靖子(画家)


さてはとキャンバスに向かうが、まずは地塗りから始まり地色を決めて油絵具でしっかりと気に入る迄、塗り込む。そこに羽根みたいな形のものを描き、日付や天気、出来事などを記してゆく。文字とか数字が入ると画面に面白いリズムが生まれて来る。描き込む内に次第に早書きとなりチビた絵筆と一心同体で無中になっている私。

地色を残ることも忘れて、又やってしまった、描き過ぎなんだよな・・・私は・・・。何十年続けて来ても繰り返す癖みたいなもの、これが-ワタシ-なのか。そう思うしか無いのである。

大好きな素材の一つは古切手。ギザギザの縁とスタンプの跡、地球の裏側からも届く切手の力はすごい。画面に一枚貼っただけでも緊張感が生まれる不思議な感覚に助けられている。





『いのちのかたち ... かもしれない展』
日程:2017年1月10日(火)~1月22日(日)    月曜休館
時間:11:00~17:00(最終日は16:00まで)