「生命のリズム」をテーマにした、5人の表現者による「いのちの光」を盛り込んだ作品を展示します。
作家5人からのメッセージをお伝えします。
加藤 宏子(彫刻家)
私は作品によって生命力を表現しようとしています。人間、動物、植物など、あらゆる地球上の生物を含め、それらを生み出した大地、地球、宇宙までその根源をたどりながらイメージをふくらませます。それらのものが持つ力、行為、他との関わり、終焉にまで意識が及ぶと、目の前のかたちから逸脱したとてつもなく長い時間を感じます。私たち人間が生きることができるわずかな時間は俯瞰の対象であり、うつりかわる姿や模様や、脈々とつながる永続性まで思い巡らせ、かたちに置き換えています。
『いのちのかたち ... かもしれない展』
日程:2017年1月10日(火)~1月22日(日) 月曜休館
時間:11:00~17:00(最終日は16:00まで)